1949-05-19 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第26号
○菅野政府委員 ただいまの家賃の問題は、先ほど申し上げました通りに、現状を見ますと、非常にほかの物價にくらべて安過ぎるように思われるのでございまして、この点は全体のバランスをとるという意味で、將來急激な上昇をさせるようなことは、とるべからざることであるということは、十分承知しております。逐次一般の物價に近い方にだんだんと少しづつ行く、こういうふうな方法で行かなければいけないものだと思つております。それから
○菅野政府委員 ただいまの家賃の問題は、先ほど申し上げました通りに、現状を見ますと、非常にほかの物價にくらべて安過ぎるように思われるのでございまして、この点は全体のバランスをとるという意味で、將來急激な上昇をさせるようなことは、とるべからざることであるということは、十分承知しております。逐次一般の物價に近い方にだんだんと少しづつ行く、こういうふうな方法で行かなければいけないものだと思つております。それから
○菅野政府委員 現在の地代、家賃の問題でございますが、地代、家賃の問題は、ただいま仰せの通り、これが上つてわれわれの生活に響くではないかというお話でございます。もちろんその通りだと思います。ただ現在の地代、家賃はほかの物價に比べまして、アンバランスになりまして、非常に低く過ぎておりました。むしろあまりに低いがために、庶民の住宅等を建てて貸す人がないというような問題にまでなつておりますので、今の安いのを
○菅野政府委員 ただいまの御意見まことにごもつとな御意見でございまして、大体において私も同感でございます。税金の問題については、價格統制のあるなしにかかわらず、われわれとしましては地方財政委員会に向つて、常にその軽減方を主張して参つたのであります。しかしいろいろめんどうな條件がございますようで、地方財政委員会の方で一五〇%という非常に高い税金に対して、軽減方をなかなかお認めを願われないということで、
○政府委員(菅野宗吉君) 栗山委員に御説明申上げます。並行会社線の、大体私鉄の全般につきまして、昨日大臣からお話になりました通りで、基本の賃率は改正をいたしません。但し從前会社線が、並行しております國鉄との調整上自分で認可運賃の範囲内で特定運賃を説けております。例えば小田急線がキロ当り一円二十銭の認可をいたしておりましたのに、省線が一キロ九十銭でございますので、省線が現行東京、小田原間七十円でございます